帆船 日本丸
好天気に恵まれ、清水港に停泊している”帆船 日本丸”を見てきました。
将来海運に携わる人材を育成している練習船で、多くの若者が乗船し航海で学んでいる。
全長110.09m,幅13.8m,最大速力14.33k’t,定員190名(実習生120)の帆船であり、これから皆がマストによじ登り準備。
陸地からのんきに見上げている側のコメントは、人がアリのように見えた。
解説のアナウンスによれば、メインマスト上約50mからの眺望は、自分の一歩前に出した足を見下ろした感が船体だそうです。
帆は前後の船体に対して縦ラインの帆を張り安定感を保ち、マストの下側から張るそうです。
すべてがロープ操作で広げていくのですが、重い帆は甲板で綱引きでした。
素人目には十分スムーズに見えましたが、『当初は倍の時間を要していました』と未だ厳しいアナウンス。
最終形を改めて眺め、繊細且つ力強い”帆船 日本丸”、晴天バックに超かっこいい!!
自分も今から挑戦したくなりましたが、現実は年齢制限。
『海は男のロマン』と言われる所以、ここにあり。
風と潮流を無数のロープと帆で感じて、目的に即した最適の実践が帆船と捉える。
頭と身体で習得した知識と経験に加え強い意志、油断できない命がけの連続の環境。
対して生活している現代はデフレでどこも厳しいが、緩い雰囲気に依存している。
自分自身も意識していても、流されている感を覚えるときがある。
原発事故の影響で日本全国で省エネに取り組んだ。
既に構築した経済社会からの転換は、様々な意味で課題はある。
選挙も慌ただしく始まり、今年も残りわずか。
帆船 日本丸で学ぶ若者たちに負けぬよう、想いをカタチにしよう!
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